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妙行寺 (名古屋市)[みょうぎょうじ]
妙行寺(みょうぎょうじ)は、愛知県名古屋市中村区にある日蓮宗の寺院。山号は正悦山。本尊は、法華三法。日蓮宗の信者で武将の加藤清正の出生地と伝えられている。旧本山は大本山本圀寺(六条門流)。達師法縁。
== 由緒 == この寺の創建については不詳であるが、もとは「本行寺」と号する真言宗寺院で、1294年(永仁2年)に日蓮宗に改宗されたという。その後、火災により焼失したが、時を経て「妙行寺」として再建される。 加藤清正は元々妙行寺の近くで生まれ育ったとされ、1610年名古屋城築城の際に、その余材を使って妙行寺を自分の生誕地に移築・再建した。そのため、清正の菩提寺である熊本の本妙寺とは深い関わりがあり、江戸時代後期には尾張国の清正公信仰の中心となっていた〔田中青樹「民衆の信仰としての清正公信仰」(初出:『名古屋市博物館研究紀要』23巻(2000年)/所収:山田貴司 編著『シリーズ・織豊大名の研究 第二巻 加藤清正』(戒光祥出版、2014年)ISBN 978-4-86403-139-4)〕。 1960年、境内に清正の銅像が建てられた。
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